ここ東近江市奥永源寺にあるpizzeria魚幸商店キャンプ場は併設のピザ店の営業と合わせて冬の期間はクローズしています。12月から3月の雪解け頃までをクローズとしています。この地域は寒さが厳しく、12月末から積雪に覆われ3月下旬まで残雪が見られます。一度降った雪は、日中でも気温が上がらず、夕方4時頃から深々と冷え込みます。一日のほとんどが氷点下になるため、一度降った雪は解けずに降雪がある度に降り積もっていきます。100センチの積雪は日常です。この時期はピザ店で主に使う薪の準備をしています。今年はコナラの原木を40本程購入しました。3年前には100本の原木を処理するのにとても苦労したので、1年ごとに購入し、計画的に処理するようにしました。原木をチェンソーで40センチぐらい玉切りをして薪割り機で割った薪を薪棚で約2年乾燥させて使います。今年は3年前に準備した薪を使いました。1年で約10トン使う計算です。薪窯の温度は400度以上に上げないとピッツアを焼くことができません。天板は420℃ぐらいで窯の上部は450℃近く上がってると思います。当初は温度計で測定していましたが、最近は大体の感でやってます。ピッツアを1分30秒以内で焼き上げないと、外はパリっと中はモチモチしたピッツアに仕上がりません。このために薪作りは大切な作業となります。しっかり乾燥させて窯の温度が上がりやすいようにしなければなりません。